サンタさんのそりがシャンシャン・・・というのは鈴があるからですが。
ボクの自転車も走るたびにカタカタいっていたんですね。
はじめは気にもしていなかったのですが、
クリスマスが近づくにつれてだんだん音が大きくなってきまして・・・
「そのうちシャンシャンなるのかなぁ」なんて呑気に構えていたら
どうも後輪のタイヤが曲がってブレーキに当たっている。
その曲がり方がハンパじゃない!
職場の人は何人か見たと思いますが、「よくそれで乗っていますね」と言われてもおかしくないくらいの曲がり。いや、ゆがみ!!
シャンシャン言う前に(楽しみにしていたのですが^^;)
自転車屋さんに行くことにしました。
ボクが行く自転車屋さん。
80歳を超えたおじいさんがやっているんです。
お店に入るとたいていおじいさんはソファに腰を下ろしている。
生きてるのかなぁなんて思いながら(^^失礼)
「こんにちは!」って声をかけると
「あぁ!!(@。@)いらっしゃい」なんてちょっと驚いて仕事を思い出す。
CZ「今日は、後輪が歪んでしまって・・・交換ですか?」
と聞いてみたところ・・・びっくりしましたよ。
「これはかなり大変だねぇ」と言いながら後輪をはずし始め、
そこから「大手術」を始めたんです。
後輪に7段の変速がついているのでそれをはずすだけでも大変。
ただ、おじいさんのすごいのはここからでした。
軸だけを固定するボクが今までに見たこともない道具(ずいぶん古く重そうな道具)を出して後輪の軸を固定。
もしや・・・たたいて直すのでは!?
いやな予感がしたのですが(^^)そうではなく。
軸を固定した状態でタイヤをクルクル回してゆがみをチェック。
それで、スポーク(わかります?タイヤの中央から放射状にのびたたくさんの細い金属)を緩めたり締めたりし始めたんです。
そうすると、あら不思議!
歪んでいたタイヤが真っ直ぐになったんです。
ブログ用に簡単に書きましたが、
歪んでいるものを真っ直ぐに直すのはとっても大変。
時間にして2時間かかりました。
ただ、この2時間の間におじいさんとたくさんお話をしました。
おじいさんはお父さんのやっていた自転車屋さんを継いだそうで、
店の歴史は100年以上!!
だけど・・・子どもはいるけど跡を継がないそうで
おじいさんでこのお店が最後になる(ToT)
すごい技術をもっているだけに惜しい。だけど仕方がないんでしょうね。
「もうね。自転車だけで食っていくのは難しいんだよ。」
とっても印象的な言葉でした。
「時間がかかったから」と修理代を1000円もおまけしてくれる。
気難しい(らしい、地元の人曰く。ボクには優しいです。ラッキー!)けれど、
人のいいおじいさん。
「ありがとうね」とボクを見送って、またソファーに腰をかけるのでした。