職場で誰かが離れるときに開かれる送別会。
これまで何気なく参加していたその場には、
「その人の人柄」がよく表れます。
送別会では、
その人がこれまでどんな思いで働いてきたのか、
何を大切にしてきたのかが、
言葉として語られることがあります。
普段の業務の中では見えにくかった価値観が、
メッセージとして明確に伝わってくる瞬間です。
行動から読み取るだけでは限界がある
日常の中で、
私たちは相手の行動から
その人の考えや価値観を読み取ろうとします。
「この人は丁寧さを大切にしているな」
「チームワークを重視しているんだな」
そんなふうに推測することはできます。
しかし、行動だけでは見えない部分も多くあります。
本当は何を大切にしているのか、
どんな思いでその行動を選んでいるのか――
そこまで正確に理解することは、簡単ではありません。
「質問すること」で見えてくるもの
今回、強く感じたのは
「質問すること」の大切さです。
折に触れて相手に問いかけることで、
その人の価値観や考え方に、
より深く触れることができます。
ただ見ているだけでは分からなかった背景や想いが、
言葉として立ち上がってくるのです。
つまり、関係性を深めるためには「観察」だけでなく
「対話」が必要だということですよね。
当たり前のことのようで
それができているか…と
自分を振り返っていました。
気づくのが遅かったという後悔
送別会でそれに気づいたとき、
少しだけ後悔のような感情もありました。
もっと早く質問していれば、
もっとその人のことを
よりよく理解できていたのではないか。
そして何より、
その気づきを今後の自分の仕事には活かせても、
その人との関係にはもう活かすことができない――
そう思うと、少し寂しさを感じました。

これから大切にしたいこと
相手のことを理解するために、
ただ観察するだけでなく、
きちんと質問をすることが大切。
「なぜそう考えたのか」
「何を大切にしているのか」
そうした問いを通して関わることが、
より良い関係を築く一歩になるはずです。
送別会は、
別れの場であると同時に、
学びの場にもなりました。
そこで得た気づきを、
次の出会いや日々の仕事にしっかり活かしていきたい――
そんなことを改めて考えた出来事でした。